就職活動と学歴の歴史

就職活動は、1990年頃までほとんどの企業が同じ時期に集中して行っていました。このころは就職活動において学歴というものはある意味絶対的な存在でした。1990年以降は通年採用する企業が増え始め、就職活動は長期化するようになりました。1973〜1996年の間は、学業の妨げにならないようにと企業からのアプローチは行わないという就職協定がありました。就職活動の学歴の重要性もかなりありました。就職をしようとする時に、企業説明会に参加したり、面接を受けたりすることもありますが、こういった活動を「就職活動(就活)」と言います。学生や失業者など職に就いていないか、バイトなど非正規社員が行う活動のことをいいます。転職や自営業を始めるための活動は含まれません。終戦当初、中学を卒業したばかりの人は安い賃金で長期間働いてくれる「金の卵」と呼ばれ、企業側には大切な戦力となっていました。技術もすぐに身につける中卒者を安く、そして長く働かせ製品を提供してもらっていたわけです。この場合は学歴は全く関係なかったようです。

就職活動と就職協定

就職活動を行っている人はたくさんいますが、就職先を探している人の中には、中学を卒業したばかりという若い人もいます。就職活動の学歴は中卒ということになります。日本では義務教育が終了するまでは、通常労働に就いてはならないという義務があります。ですから中学校卒業時が就職活動を始められる年齢というわけです。求人情報などを見るとよく、「新卒者希望」などと記載されています。新卒者とは、中学校〜大学(大学院)を卒業する、修了見込み(学歴)がある人のことを指しています。学校を卒業しても就職していない人は就職浪人と呼ばれることもありますが、正社員になるのは不利な状態になってしまうことが多いようです。しかし、学歴がかなり高い人に関してはあまり関係ない場合もあるようです。企業側の要請があり、就職協定は廃止されました。近年就職活動を開始する時期は早まる傾向にあるようです。就職活動における学歴が大学生の場合、3年次には就職活動を始めるというのが、一般的になってきているようです。

学歴不問の企業ソニー

中学校を卒業してすぐに就職する(学歴が中卒)のでしたら、伝統工芸や伝統芸人、料理人などがお勧めです。一般に職人といわれる職業は若いうちから経験が積めるほうがいいようで、学歴が中卒者でもスムーズに採用してくれる場合が多いようです。最近は特に一般企業でも学歴にあまりこだわらない企業が増えてきているようです。有名企業ではソニーなどは、学歴は全く不問ということです。これは就職活動をしている人の学歴ではなく、能力・人柄・可能性などで採用すると姿勢がはっきりと見て取れます。現在ほとんどの人が高校へと進学し、中学校を卒業してすぐに就職するという人は少なくなりました。年齢が若いと受け入れてくれる会社が少なく、就職先が見つかりにくいということも関係しているようですが、働くよりも高校、大学と学び知識を身につけたいという人が増えているようです。学歴を重視する会社も多いので、進学したほうが就職には有利な点も多いのかもしれません。

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